どうも、すけろく(@sukeblog314)です。
AirPods Proケースにはハードケースとソフトケースの2種類があるが、ソフトケースの強みといえば高い防水性を備えたモデルが充実している点だろう。
先日、Spigenからも防水規格IP67に準じたAirPods Pro対応ケース「スリム・アーマー IP」が発売された。
Spigenはこれまでに数々のAirPods Proケースを販売してきたが、防水性能を備えたAirPods Proケースを手掛けるのは初めてのこと。
本記事では「スリム・アーマー IP」の特徴と使用感について紹介する。
スリム・アーマー IPの特徴と外観
IP67は防塵・防水に関する国際規格の等級を表したもの。水深1mの場所で30分間浸しても内部に浸水しないと定義されたもので、防水性能としては非常に高い。
ケースの表面は上部と下部で少しだけ手触りが異なる。ケース上部がサラサラとした手触りなのに比べて、ケース下部は凹凸があって指が引っ掛かるような感覚がある。
シリコンは元々滑りにくい素材ではあるが、表面に凹凸の加工を加えることで摩擦力を高めて、持ち運びの際に手が滑らないよう工夫されているようだ。
露出部分の耐久性について不安を感じる人もいるかもしれないが、スリム・アーマー IPには厚みがあるので、硬くて尖った部分にぶつけない限りは問題ないだろう。
ケースをめくる動作には多少の慣れが必要と感じたが、慣れてしまえばケースがプリッとめくれる感触がクセになりそうだ。
ケースをめくった部分はほかの部分と比べると厚みが出てしまうが、そのことによって充電ケースの蓋の開閉が阻害されることはない。蓋はしっかりと開くことができる。
唯一の不安はLEDランプの切り抜き部分の防水性だが、こちらは完全に貫通しているわけではないので、ここから内部に水が侵入することはない。
スリム・アーマー IPの充電
また、ケースが黒一色ではどうしても単調になってしまうが、裏蓋の部分のみグレーカラーになっていてアクセントが効いている。
Lightning部分はかなり広めに切り抜かれていて、どのメーカーのケーブルでも問題なく接続できそう。この点はSpigenのAirPodsケースに共通する特徴で嬉しいポイントだ。
最近のAirPods Proケースはワイヤレス充電に対応したモデルが主流になっているが、Spigenのケースもほぼ全てがワイヤレス充電に対応している。
優れたデザインと高いユーザビリティへの配慮がSpigenのブランド人気を支えているのはきっと間違いないだろう。
スリム・アーマー IPの欠点
ただし、「スリム・アーマー IP」には欠点が2つある。
ケースに埃が付着しやすい
欠点の一つはケースに埃が付きやすいということだ。シリコンは摩擦力が高い素材なので、ポケットやバッグに入れたりするとすぐに埃がついてしまう。
カラビナでバッグなどに吊るして持ち歩けば埃の付着はマシになるとは思うが、汚れやすいという特徴はどうしようもない。こまめに汚れを拭き取るしかないだろう。
片手で操作できない
二つ目の欠点はイヤホンを取り出す動作が片手では行えないということだ。
「スリム・アーマー IP
この欠点についても、防水性を高めるためのケースの構造上仕方のないことだ。防水より片手で操作できることを優先する人には向かないケースということになる。
スリム・アーマー IPのレビューまとめ
そのため、ジムで汗をかいたりプールなどの水場によく行く人、アウトドア好きの人、雨の日でもAirPods Proを持ち歩きたい人にはオススメのAirPods Proケースだ。
カラーバリエーションは「ホワイト」と「ブラック」の2種類。
販売価格は3,490円とAirPods Proケースとしては少し高めだが、品質は抜群。
では、今回はこの辺で。
すけろく(@sukeblog314)でした。


