どうも、すけろく(@sukeblog314)です。
Appleのデスクトップ端末「iMac」シリーズは総じて素晴らしいデバイスだ。デザインが優れているのはもちろんだが、性能も非常に高く様々な用途に対応できる。
僕も27インチのiMacを2年半ほど使用しているが、5Kディスプレイによる映像は大変美しく、その使用感にはとても満足している。
ただし、iMacには難点が一つある。それは「USBポートが使いづらい」ということ。
iMacはUSB-AやUSB-Cポートなどポートが充実している一方で、それら全てが背面に配置されているのだ。そのため、ポートを使用する際にはiMacの位置をズラしたり、iMacの裏側を覗き込む必要がある。
デザインの都合上、仕方ないことだと分かってはいるが、正直かなり面倒臭い。
この不満を解決するために購入したのが、「Satechi アルミニウム Type-C クランプハブ Pro」。今回は、同製品の使用感について紹介する。
iMacのポートの扱いに不満を感じている人は是非参考にしてほしい。
iMac前面へのポート拡張が画期的
こちらが「Satechi アルミニウム Type-C クランプハブ Pro」。
iMac ProとiMac (2017以降モデル)のUSBポートを拡張してくれるUSBハブだ。無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインがSatechiらしい。
このUSBハブが素晴らしいのは、これまでiMacの背面にしか配置されていなかったUSBポートを前面に拡張できるようになった点にある。
iMacの下部に同製品をはめ込んで固定することで、iMacの前に座ったままUSBポートを操作できるのだ。これまでの煩わしさを一気に解消してくれる、iMacユーザー待望のアイテムと言えるだろう。
ハブの取り付け方
セットアップはいたってシンプル。USBハブの突起部分をiMacの下部(正確にはスピーカー部分)にはめ込み、調整ダイヤルを回して固定するだけ。要は突っ張り棒と同じ原理だ。
あとは、USB-C(Thunderbolt 3)ポートに接続して完了だ。細かい作業が不要なので1分もあればセットアップは完了する。
実際に設置すると上の写真のようになる。同製品はiMac専用にデザインされているため、設置してみても全く違和感がない。まるでapple純正品のようにマッチしている。
また、iMacとの接続はUSB-Cケーブル一本だけなので、iMacの裏側が配線でゴチャゴチャすることもない。デスクス上のデッドスペースを有効活用できるのは嬉しい。
USBハブとしての性能
「Satechi アルミニウム Type-C クランプハブ Pro」は計6つのポートを実装。
左から順に、SDカードスロット、Micro/SDカードリーダースロット、USB-Aポート×3、USB-Cポート(Thunderbolt3非対応)となっている。
複数のデバイスを同時接続して動作確認を行ったところ問題なく機能した。USBハブとしての性能に関しては申し分ないように感じる。
ただ注意が必要なのが、USB-CポートがThunderbolt3非対応となっている点。
Thunderbolt3による電力供給や映像出力に対応していないので、MacBookの充電や、ディスプレイへの接続等はできない。このUSB-Cポートの用途はデータ転送のみとなる。
不満な点もある
「Satechi アルミニウム Type-C クランプハブ Pro」を使い始めてすぐ感じたのが、「端子の固さ」だ。かなり固いので、USBの抜き差しの際にiMacの画面が上下に動いてしまう。それに、頻繁に抜き差しするとハブの消耗が早まりそうな点も気がかりだ。
この点を除けば、「Satechi アルミニウム Type-C クランプハブ Pro」はデザインも美しく、デスクスペースをシンプルに見せてくれるので、総じて気に入っている。
今までiMacの背面ポートにケーブルを直接繋いでいた僕にとって、このUSBハブはデザインと利便性のバランスが取れた画期的なアクセサリーと言える。
もし、あなたがiMacのポートに同様の不満を持っているなら、「Satechi アルミニウム Type-C クランプハブ Pro」の購入をオススメする。
きっとこれまでのPC作業の煩わしさを解消する助けとなってくれるだろう。
では、今回はこの辺で。