健康・美容

超音波水流で歯の汚れを除去!パナソニック「ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ53」をレビュー

ドルツ EW-DJ53のレビュー

どうも、すけろく(@sukeblog314)です。

皆さんはオーラルケア(口腔ケア)と言われてピンとくるだろうか。一般的に日本人はアメリカ人と比べて歯の健康やオーラルケアへの関心が低いと言われている。

歯周病や虫歯があるにも関わらず放置する人もいて、歯の美しさを重視するアメリカ人からすれば日本人のオーラルケアへの意識の低さは理解しがたいものだろう。

ただ、最近では日本でも健康意識や美意識の高まりとともにオーラルケアの重要性が高まっている。それに伴ってオーラルケアに関連するアイテムも充実しつつある。

自宅でできるオーラルケアの代表格といえば電動歯ブラシだと思うが、電動歯ブラシでは歯茎や歯周ポケットの奥深くの汚れまで取り切ることは難しい

そういった歯ブラシでは届かない部分の汚れを取り除くのに役立つアイテム。それがパナソニックの口腔洗浄器「ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ53」だ。

すけろく
すけろく
綾瀬はるかさんが宣伝してるよね!

本記事では「ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ53」の特徴と使用感を紹介する。

ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ53の特徴

ドルツ EW-DJ53の特徴ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ53」はパナソニックのジェットウォッシャーシリーズであるDoltz(ドルツ)から新たに販売されたコードレスタイプの口腔洗浄器

パワフルな水流と水流に含まれるバブルが弾ける際に発生する衝撃波によって、歯間に詰まった食べカスや歯周ポケットの汚れを洗い流すことができるのが特徴だ。

コードレスであることに加えて、本体がIPX7の完全防水性能を備えているため洗面台はもちろんお風呂場での使用も可能となっている。

ドルツ EW-DJ53の同梱品同梱品はジェットウォッシャー本体、超音波水流ノズル、ポイント磨きノズル、充電スタンド、ACアダプター。

ドルツ EW-DJ53のノズル付属のノズルは超音波水流ノズル(左)ポイント磨きノズル(右)の2種類。

超音波水流ノズルは歯の表面の汚れや歯周ポケットを洗浄する際に使用する。また、歯茎に繰り返し刺激を与えることで歯茎の引き締め効果を得ることもできるようだ。

ポイント磨きノズルは前モデルの「ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ52」には付属しておらず、本製品から新たに同梱されるようになったノズル。

ノズルの先端に円錐形状の小型ブラシが取り付けられているため、歯並びの悪いところや矯正器具周辺の歯ブラシでは届かない部分の汚れを取り除くのに重宝する。

ドルツ EW-DJ53のサイズジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ53」のサイズは高さ29.5×幅7.5×奥行8.5㎝。

ノズルを装着していない状態だと500mlのペットボトルと同じくらいのサイズ感。充電スタンドに乗せると高さが30㎝以上になるため存在感はかなりのもの。

サイズ的に持ち運びできないこともないが、外出先での使用を想定しているならより小型で携帯性の高い「ジェットウォッシャー ドルツ 白 EW-DJ10」がオススメだ。

ドルツ EW-DJ53のデザインジェットウォッシャー本体の上部には電源スイッチと水圧調整スイッチを配置。

水圧の強さはレベル1からレベル5までの5段階。操作は非常にシンプルで水圧調整スイッチを一回押すたびに一つずつ水圧レベルを強めることができる。

ドルツ EW-DJ53の水圧調整
また、本製品には「水圧レベル記憶機能」が搭載されている。そのため、2回目以降の使用の際には前回使用した水圧レベルが自動的に選択されるようになっている。

現在の水圧レベルについては搭載されたLEDライトから確認できる。水圧レベルに応じた数のLEDライトが青く点灯するので直感的に判断できて分かりやすい。

ドルツ EW-DJ53の給水タンクジェットウォッシャーを使用するにはタンクに水を注ぐ必要があるが、本体下部に水を注入するための穴が用意されていて蛇口から直接水を注げるのでかなり便利。

タンクの容量は約200ml程度なので決して大容量とは言えない。そのため、稼働時間は1回の給水で約60秒ほどにとどまっており、少し物足りない印象を受ける。

短時間でサッと口内洗浄するだけなら1回の給水で足りると思うが、じっくり丁寧に洗浄する場合は余分に1〜2回は給水する必要が出てくるだろう。

口腔洗浄中に繰り返し給水することは人によっては面倒に感じるかも。そんな人は、より大容量で据置き型の「ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ72」の方が良さそう。

ドルツ EW-DJ53の水圧肝心の水圧の強さをチェック。初めて使用する人にはレベル1からの使用が推奨されているが、個人的にはレベル1〜2だと少し水圧が弱いように感じる。

最終的にはレベル4〜レベル5での使用に落ち着いたが、ジェットウォッシャーのレビューでよく見かけるような使用に伴う痛みや出血というのは特になかった

僕がこれまで使用していた据置き型の「ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ72」はレベルが10段階あり、水流で口の中を切ったり歯茎から出血することがあった。

その点から判断すると、本製品は据置き型に比べて水圧レベルの選択肢が狭まってはいるものの安全性は高いと言えるだろう。

ドルツ EW-DJ53の超音波水流超音波水流の威力がよく分かるように、水で満たしたコップにノズルを突っ込んだ。写真はレベル5で起動した様子だが、コップ内に大量の泡が発生しているのが分かる。

実際にレベル5でジェットウォッシャーを使用してみると、ノズルから放出された水流が歯に当たる瞬間にバチバチと気泡が弾ける音を聞き取ることができた

ちなみに黒胡椒味のスナック菓子を食べた後にジェットウォッシャーを使用したのだが、歯の間や歯周ポケットに詰まった黒胡椒が大量に流れていくのを確認した。

口の中のネバつきや不快感も解消されて心なしか呼吸が楽になった気さえする。就寝前に使用することで翌朝の口内のネバつきも大幅に抑えることができるだろう。

ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ53の手入れ

ドルツ EW-DJ53のお手入れジェットウォッシャーの使用後は、細菌やカビの発生を防ぐために本体内の水分をしっかりと取り除き乾燥させる必要がある。

ジェットウォッシャーの底面はワンタッチで取り外せるので、本体内の水分を取り除くのは割と簡単。ただ、内部を完全に乾燥させるとなると少々手間がかかる。

タオルで水分を拭き取るにしても本体が縦長の形状をしているため奥深くまでは届きにくいし、自然乾燥させるにも横置きするためのスペースを確保する必要がある。

欠点の少ない「ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ53」ではあるが、あえて欠点を挙げるとすればこの点だろう。使用する度にタオルとスペースを用意するのは面倒だ。

そのため、ジェットウォッシャーの購入を検討している人は乾燥させる際のスペースの確保が可能かどうかを確認しておいた方が良いだろう。

ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ53の充電

ドルツ EW-DJ53の充電性能ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ53」の充電には付属の充電スタンドを使用。

フル充電にかかる時間は約1時間。フル充電した状態で使用できるのは約10分なので、1回の使用時間を約2〜3分とすると、使用できるのは3〜4回程度というところか。

充電中は本体下部のランプが赤く点灯する仕様になっていて、充電中に何らかの問題が発生した場合はランプが点滅して異常を知らせてくれる。

ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ53のまとめ

ドルツ EW-DJ53ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ53」は自宅でできるオーラルケアとしては非常にお手軽で使い勝手が良く、電動歯ブラシと並んでオススメできるアイテムだ。

ただし、本製品では歯の隙間や歯周ポケットの軽度の汚れを取り除くことはできても、歯にこびりついた歯石を取り除いたりホワイトニング効果はないので注意が必要。

歯垢が石灰化したものである歯石は非常に硬く、家庭で取り除くことは専用の機器がない限り不可能と言われているので専門の歯科医に相談するようにしよう。

公式サイトでも記載されているがジェットウォッシャーはあくまで補助的に使用するものなので、基本的には電動歯ブラシやフロスと合わせて使用するのをオススメする。

そのため、本記事を読んで「ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ53」に興味を持ったという人も、まずは電動歯ブラシを試してから購入を検討して欲しい。

本製品のアマゾンでの販売価格は13,309円。決して安い価格ではないが、これで綺麗な歯や口内環境を維持できると考えれば安い投資と言っても良いだろう。

すけろく
すけろく
この爽快感をぜひ味わって欲しい!

では、今回はこの辺で。

すけろく(@sukeblog314)でした。