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【レビュー】ワイヤレス充電対応のEarFun Free 第2世代ワイヤレスイヤホンの実力は?

EarFun Free

どうも、すけろく(@sukeblog314)です。

5000円以下で購入できるワイヤレスイヤホンは最近の主流ではあるが、ワイヤレス充電に対応したワイヤレスイヤホンというのはそこまで多くない。

5000円以下のワイヤレスイヤホンだとその数はさらに絞られる。

5000円以下ワイヤレス充電に対応したモデル。この2つの条件にピッタリ当てはまるワイヤレスイヤホンが「EarFun Free 第2世代ワイヤレスイヤホン」だ。

「EarFun Free 第2世代ワイヤレスイヤホン」は2018年に設立されたオーディオメーカー、EarFunテクノロジーが技術を集めて開発した完全ワイヤレスイヤホン。

すけろく
すけろく
世界的に有名な賞も獲得しているんだ!

本記事では「EarFun Free 第2世代ワイヤレスイヤホン」の特徴から使用感までをレビューしていく。

EarFun Freeの外観と特徴

EarFun Free 第2世代ワイヤレスイヤホン」は左右のイヤホンに6㎜口径のグラフェンドライバーを搭載深みのある重低音が持ち味の完全ワイヤレスイヤホンだ。

IPX7の完全防水性能を備えており、激しいスポーツによる発汗や急な雨に降られても影響を受けることなく高音質のサウンドを楽しむことができる。

IPX7とは「水深1mの水槽で30分間水没させても内部に浸水しない」と規定された防水規格のこと。

すけろく
すけろく
汚れたら水洗いすることもできるぞ

同梱品はEarFun Freeイヤホン本体、充電ケース、イヤーピース(S/M/L)、USB Type-Cケーブル。

イヤホン本体は磁力によって充電ケースにピッタリと収納されている。イヤホンをケースに正しく収納すると、カチッという小気味良い音とともに自動的に充電が開始する。

ケースとイヤホンの磁力はかなり強力で、充電ケースの蓋を開けた状態で上下を逆にしてもイヤホンが充電ケースから落下することはなかった。

イヤホン本体はカナル型で丸みを帯びたフォルム。最新のBluetooth5.0チップを搭載することで安定したBluetooth接続を実現し、ノイズの混入や音が飛ぶこともほぼない。

イヤホンの操作はボタン式で、イヤホン側から音量の調整も可能になっている。音量調整のためにわざわざデバイスを触る必要がないのは個人的にかなりの高評価だ。

フル充電された状態だとイヤホン単体で最大6時間、ケースの電力も含めると最大30時間の連続再生が可能だ。また、10分間の短充電でも2時間は再生できる。

すけろく
すけろく
充電性能については申し分なしだな

イヤホンの重量は片耳だと5.5g、左右合わせてもわずか11g。

長時間の使用でも耳に負担が掛かりにくく、ランニングなどの激しい運動中でも使用者に不快感を与えることのない軽さだ。

充電ケースの大きさは縦4×横8×高さ3.5㎝とコンパクトな大きさにまとまっている。

AirPodsシリーズに比べると多少高さがあるが、ジーンズのポケットにもスッポリ収まる大きさなので、容易に持ち運びすることができそうだ。

イヤホン本体と充電ケースを含めた全重量は約56g。ちなみに、AirPods Proの重さを計測してみた結果が約57gだったので重量的にはほとんど同じ。

ケースの大きさはAirPods Proを上回っているのにこの重量にきっちり収めてくるあたり、EarFunの技術力は相当に高いようだ。

充電ケースの側面には4つのLEDライトが搭載されている。充電ケースの蓋の開閉時と充電中にライトが点灯し、電池残量を素早く確認することができる。

EarFun Freeの充電形式

EarFun Free 第2世代ワイヤレスイヤホン有線と無線の2種類の充電形式に対応

ケーブルでの充電には充電ケースの背面に設置されたUSB Type-C端子を使用する。今後USB-Cへの移行がさらに加速することを考えると、これは嬉しいポイントだ。

2021年にはUSB-Cベースの最新規格USB4が登場するという噂も。

「EarFun Free ワイヤレスイヤホン」は「Anker PowerWave 10 Dual Pad」のようなQi規格対応ワイヤレス充電器を使用することで、ワイヤレス充電することができる。

5000円以下という高コスパで、ワイヤレス充電が可能なワイヤレスイヤホンは多くない。ワイヤレス充電の便利さにドップリ浸かってしまった僕にはたまらない仕様だ。

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充電中はイヤホンに搭載されたLEDライトがゆっくりと赤色に点滅する。充電が完了するとこのLEDライトは自動的に消灯する仕組みになっているようだ。

充電ケースのフル充電にはUSB-Cケーブルの使用で約2時間、ワイヤレス充電で約3.5時間ほどかかる。ちなみに、フル充電したケースだとイヤホンを4回はフル充電可能だ。

EarFun Freeのペアリング

EarFun FreeのペアリングEarFun Free 第2世代ワイヤレスイヤホンのペアリングはかなり簡単だが、念のためにペアリングの手順を説明しておこうと思う。

イヤホンを充電ケースから取り出すとイヤホンのLEDライトが青色に点滅するので、デバイス側から[設定]>[Bluetooth]を選択する。

自分のデバイスの中から「EarFun Free」を選択すればペアリングは完了だ。

一度ペアリングが完了すると、二度目以降は最後に接続していたデバイスに自動的に接続されるようになっているのでかなり便利。

また、左右どちらかのイヤホンを単独でペアリングして使用することができるので、片方のイヤホンを充電しながらもう片方で音楽を再生するということも可能だ。

すけろく
すけろく
左右どちらかだけで使用できるのは嬉しい!

EarFun Freeの音質と装着感

実際にEarFun Free 第2世代ワイヤレスイヤホンを装着してみた。耳へのフィット感は非常に高く、耳の奥まで隙間なくみっちり装着することができた。

装着したまま首を上下左右に激しく振ってみたが、イヤホンが外れるどころか、ズレる気配すら感じられなかった。イヤホンは決して小さくないのにこのフィット感は凄い。

実は僕は耳が小さくて、フィット性能に優れたAirPods Proでもよくポロっと耳から外れることがあるほどだ。そのため、EarFun Freeのフィット性能には素直に感心した。

音質に関しては、公式サイトでの情報通り低音がよく響いていて、中高音域もクリアに出ていて全体的にバランスの取れた音質になっている。

対応コーデックはAAC、iPhoneで使用され高音質で遅延が少ないのが特徴だ。

音全体の印象としては、やさしく、まろやかという印象。よって、音の立体感という観点では少々物足りなさを感じる人もいるかもしれない。

ただ個人的には十分満足のいく音質だった。5000円以下のワイヤレスイヤホンでここまでバランスの取れた音が出せるならお釣りがくるだろう。

EarFun Freeのレビューまとめ


EarFun Free 第2世代ワイヤレスイヤホン」は耳へのフィット性能が非常に高く、低音から高音までバランス良く楽しむことができる高コスパのワイヤレスイヤホンだ。

5000円以下でワイヤレス充電に対応していること、左右いずれかのイヤホンを単独でペアリングして使用可能な点は非常に使い勝手が良く、かなり満足いくものだった。

EarFun Free ワイヤレスイヤホンが今後どのような方向に進化していくのか非常に楽しみである。

すけろく
すけろく
5000円以下でこれだけ優秀なら1台持ってても良いかも

では、今回はこの辺で。

すけろく(@sukeblog314)でした。

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