みんなはPC作業を行う際にマルチモニターを活用しているだろうか。僕はこれまで自宅ではiMacのみで作業を行なっていたが、先日デュアルディスプレイの環境を整備した。
デュアルディスプレイの導入を決めた理由は、ウィンドウの切り替えが面倒だから。
iMacは画面が広く複数のウィンドウを表示しても余裕がある。ただ、調べ物をしながら記事を書くことが多いため、気づくと大量のウィンドウが表示されているということが多々あるのだ。
今までは自宅での作業が少なかったので困らなかったが、コロナウイルスで自宅での作業時間が増えたのでデュアルディスプレイの導入に踏み切った。
当記事では、iMacを外部ディスプレイに接続する方法について紹介する。手順は驚くほど簡単なので、マルチモニターの導入を検討している人は参考にして欲しい。
デュアルディスプレイ導入に必要なもの
iMacを外部ディスプレイに接続するために必要なものは2つ。PCモニター(ディスプレイ)と変換アダプターだけだ。
モニターは用途に合わせて好みの製品を選べるが、変換アダプターには注意が必要。モニター側の映像入力端子をきちんと確認して、対応する変換アダプターを購入しなければならない。
今回僕が購入したのは、「ASUS 24インチゲーミングモニター」。PC作業のサブディスプレイとしての使用と動画視聴を想定してこちらのモデルを購入した。
欲を言えば解像度の高い4Kモニターが欲しかったが、5万円くらいのものがほとんどだったので今回は断念した。
サイズに関してだが、僕と同様に27インチのiMacを使用している人は24〜27インチのモニターを選択すると良いだろう。個人的には一番コスパが高い24インチがオススメ。
モニターには(左)映像入力用ケーブルと(右)電源ケーブルが同梱されていた。今回は、映像入力端子の種類がHDMIだったので、AmazonでHDMI変換アダプターを別途購入。
僕が選んだのは「Anker USB-C&HDMI変換アダプター」。価格は2000円程度。もっと安価なアダプターも売ってるので、好きなものを購入して欲しい。これに関しては端子が対応していればどれでも良い。
iMac側の端子は2種類。iMacの製造年でThunderboltの種類が異なるので気をつけて欲しい。2012〜2015年モデルはThunderbolt1-2、2017年モデル以降はThunderbolt3となっている。自身のiMacの接続端子がどちらなのか事前に確認しておこう。
一方で、モニター側の映像入力端子は4種類だ。HDMI、DisplayPort、DVI、D-Sub。購入するモニターがどの端子に対応しているのか、こちらもきちんと確認しよう。
接続の手順
モニターと変換ケーブルが用意できたらいよいよセッティング。と言っても手順は簡単。モニターに同梱されている映像入力用ケーブル(ここではHDMI)と変換ケーブル(Thunderbolt3⇆HDMI)をつなぎ、モニターとiMacの各ポートに接続するだけだ。
実際に接続するとこんな感じ。あとはiMacとモニターの電源をオンにすると自動的ににデュアルディスプレイになる。
こちらがデュアルモニター導入後のデスクの様子だ。
ディスプレイの高さが合っていないのが少々気になるが、その点は今後モニターアームなどを導入することで解決していこうと思う。
デュアルディスプレイの設定
デュアルディスプレイの設定は、iMacのメニューにある「appleマーク」→「システム環境設定」→「ディスプレイ」→「配置」から行える。
こちらは直感的に操作可能なので詳しい説明は省くが、青いモニターの画像をドラッグすることで、モニターの位置を設定することができる。
マルチモニターで作業を快適に
モニターの拡張によって、悩みの種だったウィンドウの切り替えが不要になったので、大幅に効率がアップした。今はデスク上に横向きに配置しているが、必要に応じて縦向きでの配置なども検討していきたい。
iMacのデュアルディスプレイ化は難しい部分がなく、5分もあればセットアップが完了する。モニターを一枚増やすだけでPC作業が快適になり、作業効率が向上するので自宅や職場でのPC作業にはオススメだ。
普段から長時間ディスプレイに向かう人はマルチディスプレイの導入をぜひ検討して欲しい。